2024年8月20日火曜日

ロバの耳通信「アメリカン・ハッスル」「ワイルド・ストーム」

「アメリカン・ハッスル」(13年 米)原題:American Hustle

Hustleには、「ぐんぐん押す」という意味のほかに「だまし取る」という意味があるそうだ。70年代の実際起きた収賄スキャンダルを基に作られたという。詐欺師役のクリスチャン・ベールとその片棒役エイミー・アダムスがゼンゼン詐欺師の役にあってなくて、こんなのに騙される方が悪いだろうと思ったりして。

映画批評サイトRotten Tomatoes の高評価のわりにつまらなかったと思うのは、たくさんの名優を揃えたのに配役を生かせてなく退屈感を感じ、どんでん返しの詐欺事件の結末が予想通りで、ちっとも驚かせてくれなかったから。当時のアメリカ人はこういうのが好みだったのかなあ。チョイ役でデ・ニーロまででてるんだもんなぁ。
唯一の収穫は、クリスチャン・ベールの妻役のジェニファー・ローレンス<「ウィンターズ・ボーン」(10年)>と会えたことかな。色っぽくて大好き。

「ワイルド・ストーム」(18年 米)原題:The Hurricane Heist

ハリケーンに乗じて紙幣処理場を襲った強盗団と戦う財務省職員や気象学者。。アリゾナを襲ったカテゴリー5という最大のハリケーンという想定だから、日本の台風の比じゃなく大型トレーラーも空を舞う迫力がすごかったけど、ディザスターパニックムービーって結構飽きるんだよね、ナカミがないから。
 
うーん、名監督ロブ・コーエンはキライじゃないんだけど、もはや昔のヒトかな。ザ・スカルズ/髑髏の誓い(00年)、ワイルド・スピード(01年)、トリプルX (02年 いずれも米)とか、若い頃は夢中で見れたんだけどね。うん、変わったのはロブ・コーエンじゃなく、私の方なんだろうけどね。

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