2016年12月8日木曜日

ロバの耳通信「しあわせの隠れ場所」

「しあわせの隠れ場所」(The Blind Side 09年米)

悪いのがあんまり出てこなくて、ホロリとさせたりドキドキさせたり、とにかくステキな人たちによるハッピーエンドストーリーは典型的な米映画だから安心して見ていられる。NFL選手のマイケル・オアーを主人公にした実話だと。

この映画の実際の主人公は、孤児マイケルの後見人ママ役になったサンドラ・ブロック。元気いっぱいのサンドラは、涙っぽい肝っ玉かーさん。たぶん「地」じゃないかな。昔通った英語学校にちょっと似た感じの先生がいて名前は忘れてしまったけれど、大げさなしぐさと元気な声でみんなにビッグマウスと呼ばれていたことを思い出してしまった。

サンドラ・ブロックとの出会いは「スピード」(94年)ああ、元気なおねえちゃんだなというのが第一印象、そのあと「デンジャラス・ビューティー」シリーズ(00年、05年米)が格好良くて、「ゼロ・グラビティー」(13年米)も良かったけれど、いつも「いいひと」じゃなくて、たまには意地悪な「わるもの」もやってくれないかな。

「しあわせの隠れ場所」では、あの足切りおばさん「ミザリー」(90年米)役のキャシー・ベイツがあまり似合わない「いいひと」役で出ていた。
サンドラの娘役で「あの」英ミュージシャンのフィル・コリンズの娘、リリー・コリンズがめっちゃ可愛かった。「白雪姫と鏡の女王」(12年米)の白雪姫も可愛かったけれど、色白のこのコは真っ赤な口紅がとても似合うのだよ<「シャドウハンター」(13年米)>。

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