2016年4月18日月曜日

ロバの耳通信「アウトロー」

面白い映画にめぐり会えずちょっとイライラ。こういうときはとっておきの「私設映像バンク」を使うしかない。そのためにほんの10年ほど前にはメダマが飛び出す価格だった外付けの500ギガのハードディスクを買ったのだから。

「アウトロー」(Jack Reacher 12米)、トム・クルーズの主演というだけで面白いに決まってるのに、映画の原作(One Shot)がベストセラー作家のリー・チャイルドのジャック・リーチャーシリーズものなのだから、何度見ても飽きることがない。脇役だがロバート・デュバル、リチャード・ジェンキンスほかの名優が出ているとか、まあ、話しのネタは色々あるが、ワタシにとっての不幸はどうしても好きになれない英女優ロザムンド・パイクが主役級で出ていたことか。ロザムンドは「ゴーン・ガール」(Gone Girl 04米)でア
カデミー主演女優賞ほか世界中の映画賞をかっさらったほどだから、世間はワタシの好みとはかなり違うようだ。「ゴーン・ガール」も確かに面白かったが、この女優じゃない方がずっと良かったのではないかと今でも思っている。

「アウトロー」のヒーローである元米軍憲兵隊捜査官ジャック・リーチャーはなんといっても強く、カシコイ。原作も何度か読んでいるから、映画のなかでもゼッタイに死なないこともわかっているから安心して見ていられる。バスに乗ってどこかに去ってゆくところなんか、(高倉)健さんが寂しい背中を見せて去ってゆくシーンにも似て、実に格好いいのだ。

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