2018年6月17日日曜日

ロバの耳通信「フューチャーワールド」

「フューチャーワールド」(18年 米)

どういう仕組みになっているかはわからないが、アメリカで公開された映画はよほどのヒット作でもなければ、最短で凡そ1か月後にはネット動画で見ることができる。映画会社もヒット作じゃなければ、こまめに削除とかしないのだろうか。

先に試写会などで見たひとの批評は「MAD MAX」シリーズ(97年~ 豪)ほどではなかったが、マアマア良かったとあったのでそれを信じて動画を見たが、B級にも劣るものだった。
ジェームス・ブランコ監督・主演と言われてもね。「エイリアン・コベナント」(17年 米:ショートカットのオネエチャン「だけ」が良かった)くらいしか知らない。
あのミラ・ジョボビッチにしたって後半にキャラ不明の役で存在感もなく、こんな映画に出るなんておまえもここまで落ちたか。ポスターに堂々と写真入りのルーシー・リューだってオアシスの王女役とか言っても、病気のバーチャン役でせりふもほとんどないチョイ役だもの。だいたい、出ずっぱりの主人公オアシスの王子役ジェフリー・ウォールバーグとか、ヒロインにも相当するアンドロイド役のスキ・ウォーターハウスがポスターに顔も出てないなんてオカシイだろう。確かにふたりともダイコンだけど、ダイコンは主人公にしないでほしい。
比べられた「MAD MAX」が可哀そうだ。こういう世紀末ストーリーは好きだけど、訴えるものがないとね。「フューチャーワールド」なんて、ナカミなーんもないのよ。途中で紹介される歓楽街のトップレスバーのシーンばかりが長くて、そりゃキレイなオネーサンは好きだけどチョイ役の同じようなのがゾロゾロでてくるばかりじゃ飽きるよ。これから日本公開らしいけど、ゼッタイ、薦めない(キッパリ)。

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