2019年4月21日日曜日

ロバの耳通信「ザ・テキサス・レンジャーズ」「ゾンビランド」

「ザ・テキサス・レンジャーズ」(19年 米)

Netflixの新作。原題はThe Highwaymen。(ウォーレン・ベイテイとフェイ・ダナウェイの「俺たちに明日はない」(67年 米)でメッタ撃ちされる)銀行強盗ボニーとクライドを追いつめた、ふたりの交通警察官テキサス・レンジャーズの物語。一度は引退したものの、暴れ回るボニーとクライドに手を焼いたテキサス州知事(憎まれ婆さんキャシー・ベイツ)に要請されたふたりの元テキサス・レンジャーズ隊長役のケヴィン・コスナーと副長役ウディ・ハレルソン(リンドン・B・ジョンソンを演じた「LBJ ケネディの意志を継いだ男」(16年 米)を勧める)の粘り強い捜査活動を描いている。ふたりの個性がしっかり描かれていていて退屈させない。
ラストは「俺たちに明日はない」とは異なり「メッタ撃ち」だけに終わらない。いい映画だったと思わずため息をつく。これだけの制作陣・配役を揃えられるのはすごい。Netflixがメジャーを超えたと思った瞬間。
監督は「パーフェクト ワールド」(93年 米)の脚本を書いたジョン・リー・ハンコック。
似た名前「テキサス・レンジャーズ」(01年 米)があるが、こちらは全く別物。

ゾンビランド」(09年 米)

ここまで書いてきて、トツゼン思い出した、ウディ・ハレルソンを語るにはこれをヌキでは語れないゾンビランド」
ゾンビに席巻されたアメリカ北部でウディ・ハレルソン紛する磊落なゾンビ始末人タラハシーが、ヒキコ青年コロンブス、ウィチタとリトル・ロックと名乗る詐欺師姉妹の4人で、ゾンビがいないとされれるロサンゼルス郊外にある遊園地パシフィック・プレイランドを目指すという物語。
廃墟となったスーパーでゾンビと闘ったり(このシーンが好き)、コンビニに寄って好き放題したり、ビバリーヒルの有名ロックスターの留守宅で暴れまわったりで、これぞアメリカというところをたっぷり見せてくれるのがアメリカかぶれにいい。大好きなウディ・ハレルソンのタラシーが活躍する「ゾンビランド2」が近く公開とのことで、めっちゃ楽しみ。


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