2021年1月18日月曜日

ロバの耳通信「太田漢方胃腸薬と韓国映画」新型コロナ肺炎まっただなか

「韓国映画」
体調が優れないときは太田漢方胃腸薬を飲む。安中散加茯苓末という成分が入っていて、これが気を静める働きがあるとカミさんが言う。イライラするとき、胃の調子が悪いとき、血圧が上がり不安を感じるときとか、何にでも太田漢方が我が家のルールになっている。

いい映画に当たらなくて、欲求不満になったときは「韓国映画」がいいと信じている。昔ならDVD屋に走ったのだろうが、今はほとんどの作品がネット動画サイトで見れる。かなりマイナーな作品でも、韓国の動画共通サイトにはいれば字幕は英語や中国語が多いのだけれども普通に見ることができる。


便利な時代になったのは嬉しい。そうして、散々見てきた韓国映画だが、寒い日が続き暖房をつけた部屋でまったりしたい時に最適。韓国映画に共感を憶えることが多いのは、遠い祖先が多分一緒で、琴線というか心情の奥みたいなところが同じDNAで構成されているせいに違いない。
で、とりあえずマイベスト、聞いてくれ。

「わたしの中の消しゴム」(04年)韓国映画にハマった最初がコレ。若年性アルツハイマーにかかったソン・イェジンがキレイで哀しかった。
「コインロッカーの女」(15年)キム・ゴウンが演じる捨て子のイリョンの不幸な生い立ちに衝撃。韓国の裏社会を「感じる」ことができるノエル作品。
「アジョシ」(10年)アジョシはおじさんの意。寂しい少女ソミ(キム・セロン)と元諜報員のテシク(ウォンビン)の交流は暗闇の中で輝くマッチの火。
「シルミド」(03年)金日成暗殺作戦を担い厳しい訓練を受けながらも、作戦中止のため悲劇の最後を遂げる韓国特殊部隊を描いた歴史映画。
「ハイヒールの男」(14年)性同一性障害者の刑事ジウク役のチャ・スンウォンがタフでニヒルで優しくて良かった。
「泣く男」(10年)誤って少女を殺してしまった殺し屋ゴン(チャン・ドンゴン)のアクション映画
と、ここまで書いてきて、ああ、アレがリストに入っていない、コレを忘れてはならないと今まで見た多くの作品が次々に浮かび収拾がつかなくなったのでやめることにした。

思い出した、「わたしの中の消しゴム」の頃に同じくハマったのが韓国ドラマ「冬のソナタ」(02年~、日本公開は03年~)あの頃のチェ・ジウはキレイだった。ドキドキするほど可憐に見えた。私がただの韓ドラミーハーだった時代。

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