「透明人間」(20年 米・オーストラリア)原題:The Invisible Man
ネタ本は「透明人間」(87年 H・G・ウェルズ)で、私が今までみたどの「透明人間」よりつまらない映画だった。現代風に味付けされ、捻ってストーリーを複雑にした為、ラストのオドロキはあったものの、ああ、そういうスジだったのねと納得を後付けした恰好に。透明人間というアイデアがとんでもないことなんだから、辻褄合わせなんてしようとするから、泥沼に。主演のエリザベス・モスが好みじゃないのもつまらないと感じたところか。こういうキワモノでは主演女優はすごい美人かメッチャ可愛いかにするのが定説じゃないのかなぁ。<あまりにもつまらなかったので、八つ当たり・・>
公開されたばかりの新作だということで期待してたのに。このところ、新作が期待外れというのがパターン化している気がする。
それよりも、コロナウイルス蔓延で、アメリカも映画どころじゃないだろうから、当分面白い映画はむりかなぁ。映画館での鑑賞はとっくにあきらめているけれどもね。
「ラスト・デイズ・オン・マーズ」(13年 英・アイルランド)原題:The Last Days on Mars
2036年火星探索隊があと何日かで地球に帰れるというタイミングで未知の病原体に感染。次から次へと隊員たちがゾンビ化してゆく。火星の基地や宇宙船といった閉鎖空間で隊員たちが追い詰められてゆくところが、切迫感があった。
いままさに、蔓延しているコロナウイルスと100%絵空事のこの映画の未知の病原体と一緒にするのもどうかとも思うが、ジワジワと見えない菌にに迫られてくるところは実感として怖さが伝わってきた。
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