2022年5月10日火曜日

ロバの耳通信 「アンビュランス」「ムーンフォール」

 「アンビュランス」(22年 米)原題: Ambulance

製作・監督が「トランスフォーマー」シリーズ(02年~ 米)ほかで有名な「あの」マイケル・ベイ監督ということで、それだけでもドキドキもので主演が大ファンのジェイク・ギレンホール。期待通りメッチャ面白かった。

最初から最後までドンパチもカークラッシュも満載。制作費大変だったろうなと余計な心配。05年の同名のデンマーク映画のリメイク(wiki)だというが、スジは荒っぽく、ひとことで言えば破茶滅茶。

幼い頃に白人のワルの家に養子になった黒人(ヤーヤ・アブドゥル)と実子の白人(ギレンホール)の義兄弟が、銀行強盗の果てに救急車で逃げ回る。救急救護士役のエイザ・ゴンザレスの存在感がスゴかった。この女優、多分初めてだと思うけれど、気に入ったね。またどこかで会いたい。

自動翻訳の怪しい日本語の字幕つきで、どうなることかと心配していたのだが、なんとか意味はわかるし、アクション映画だからまあ、いいか。

「ムーンフォール」(22年 米)原題:Moonfall

“破壊王”ローランド・エメリッヒ監督らしいSFディザスター映画。

月は宇宙人による構造物で、宇宙生命体により軌道がズレて、地球に落ちてくるーという与太話をハル・ベリー、パトリック・ウィルソン、ジョン・ブラッドリー、チャーリー・プラマー、マイケル・ペーニャ(大ファン)、ドナルド・サザーランドといった錚々たるメンバーが、あたりまえだがマジメに演じていて、その温度差も楽しめた。

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