「ザ・ライト -エクソシストの真実-」(11年 米)
悪魔に取りつかれてしまった神父役のアンソニー・ホプキンス、この役を演じられるほかの役者は思いつかない。優しい語り口の神父が、凄みのある悪魔の表情に変わるところなんぞは、何度見ても怖い。怪談映画のような無音の緊張の連続から突然の擬音。思わず身を竦ませる。悪魔を信じることができることが、神を信じること。悪魔を信じることができなければ、悪魔と戦うことができないーと、信じる宗教は違うが、妙に説得力がある。
顔がそのままポスターになる俳優なんて、アンソニー・ホプキンス以外にはいないんじゃないか。
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