2018年4月13日金曜日

ロバの耳通信「ダークナイト」「ダークナイトライジング」「スノーデン」

「ダークナイトライジング」(12年 米英)

バットマンの映画なのだが、「ダークナイト」(08年 米英)のときは、できたばかりの映画館を見物にきて、せっかく来たからと、並んだ窓口のポスターとタイトルだけを見て、ミステリーかホラーだろうと飛込みではいり、怪談ばりの重低音、暗くてSFXばかりのシーンの連続といつものバットマンと気持ち悪いジョーカーに、あーこんなのだったのねと一緒に見たカミさんにブーたれられたのを思い出す。

今回の「ダークナイトライジング」は配役に惹かれてみることになってしまった。ヒーローもののコミック本が原作なので、前作と同じく、ストーリーにいれこむことはなかったが、大ファンのゲイリー・オールドマン、トム・ハーディ、ジョゼフ・ゴードン=レヴィットとの競演を楽しんだ。とくにジョゼフ・ゴードン=レヴィットのちょっとにやけた孤児あがりの警察官役がとても決まっていて、主役のブルース・ウェインを演じるクリスチャン・ベール、、執事アルフレッド役のマイケル・ケイン、キャットウーマン役のアン・ハサウェイなど大物俳優を食っていた。うん、大物3人ともあんまり好きじゃないか・・な。

ジョゼフ・ゴードン=レヴィットは「インセプション」(10年 米)、「LOOPER/ルーパー」(12年 米)が良かったが、オリバー・ストーン監督の新作「スノーデン」(17年 米)では全く違うキャラクターなのにエドワード・スノーデン役を飄々と演じてそれがとてもハマっていた。俳優ってなんだかすごい。


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