2018年7月10日火曜日

ロバの耳通信「トゥームレイダー ファースト・ミッション」

この映画のヒロインを見て、どこかで会ったような気がしたが、外人に知り合いは少ないし、女性となればなおさら。女優なら横文字の名前はともかく、顔はよく覚えているはずなのだが。

「トゥームレイダー ファースト・ミッション」(18年 米)

同名のコンピュータ・ゲームの映画化で、アンジェリーナジョリーのナイス・ボディのスーパーヒロインが大活躍した旧版「トゥームレイダー」「トゥームレイダー 2」(01年、02年 米)と違い、どちらかといえば地味な感じのスウェーデン女優アリシア・ヴィキャンデル。

行方不明となった父を探しに、父の残したノートを頼りに魔の海にあるという島の卑弥呼の墓(日本にあるらしいのだが、文字や風景はなんだかオカシイ。ムカシの西洋人にとっての日本なんてそんなものだろう)に行く。前半は、一族の墓で父のノートを発見したり、香港に父の友人を探しに行くところなど謎解き中心でやや平凡だが、島に渡ってからの後半はゲームそのもので、ドキドキするほど面白い。そういえば、ずいぶん前になるがゲームもやった記憶がある。

旧作はオリジナル、2とも見て、面白かったがタラコ唇のアンジェリーナがあまり好きではなかったし、スーパーヒロインの縦横無尽の活躍は、にぎやかすぎるというのか、ハラハラさせても(あたりまえだが)絶対死なないから飽きてしまった。ゲームのほうは、結構簡単に死んでしまい終わるまで何か月もかかったのに。

「トゥームレイダー ファースト・ミッション」を見終えてのアリシア・ヴィキャンデルが気になってwikiで出演リストをチェック。「コードネーム U.N.C.L.E.」(15年 英米)、「ジェイソン・ボーン」(16年 米)も見たはずなのだがアリシアに記憶がない・・・げ、「エクス・マキナ」(15年 英)がある。もしかしたら、とキャスティングをもう一度チェックしたら、アリシアがアンドロイド(ヒト型ロボット)のEVAじゃないか。このSF映画は、プログラマとアンドロイドのまあ、恋愛映画だった。もちろん、人間とロボットだから結局はカタストロフィーで終わるのだが。確かにこのコだ、目が同じだ。ワタシも映画のアンドロイドが好きになったのだった。そうか、そうか。

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