アメリカのテレビドラマは面白い。やめられない。やっと「ウォーキング・デッド8」を見終わったばかりだというのに。
ペンシルバニア州のバンシーという小さな町に巣くうワルモノたちの物語。果てしない暴力とセックス。こんなのをテレビで放送してるのか。言葉も4文字の繰り返し。
登場人物はほとんどワルモノ。それが皆いい演技をして、毎回ハラハラ、ドキドキの繰り返しだ。シーズン4全38話、ワルなりに個性ある役を得て光った役者が次々に殴られ、撃たれ死んでゆく。それほど有名な役者ではないから、どのドラマを見ても皆同じような役ばかりで有名なタレントが、面白みのない演技をしている日本のテレビドラマとはわけが違う「贅沢さ」だ。特にワル悪玉の護衛役マシュー・ラウチ、女警官役トリエステ・ケリー・ダンなんて主人公のフッド保安官役アントニー・スターをはるかに凌いでいた。このふたり、メッチャ好きになってしまった。トリエステなんて部下を持ったりして、挑むような眼で迫られたら、保安官じゃなくてもオカシクなってしまうだろう。
ストーリはカンタンで、ニセの保安官、これが訳ありでめっぽう喧嘩早く、強い。この保安官が昔の仲間たちと町のワルを次々に片づけるだけのもの。シーズン4で終わって、主人公やその仲間が生きているから、シーズン5以降も作られるに違いないと期待。それまでのあいだ、何を見ようか。
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