「スカイクレーパー」(18年 米中)
香港の超高層ビル火災と脱出劇。現役プロレスラーでもあるドウェイン・ジョンソン(リングネーム「ザ・ロック」)が元FBIでビルのセキュリティ責任者ーが炎のビル内に取り残された家族を救出するために、国際的なギャング団と戦うというアメリカらしいアクションヒーロー映画だが、ビルの火災やインテリジェントビルのCGがよくできていて楽しめた。映画は娯楽。映画館の大きな画面と大音響で楽しむことをおすすめする。
米中合作というが、どういう「合作」なのかは興味あるところだが、アメリカと中国の貿易戦争がさらに悪化しつつある今日。なんだかんだ言っても、ソレとコレは別のハナシなのだろうか。
「アップグレード」(18年 米豪)
今年6月に本国では公開されソコソコ好評だったらしいが、日本公開は未定とのことで邦題も仮題とのこと。B級らしく、配役も女刑事役で目玉グリグリの黒人女優ベティ・ガブリエル(ホラー映画「ゲットアウト」(17年 米)では家政婦役で好演)以外は知らない役者ばかりだったのだが、原作のせいか、脚本が良かったか、ともかくめっちゃおもしろかった。
原題はUpgradeで、コンピュータでソフトウェアを最新版にすること。映画の中でステムと呼ばれる体内コンピュータが暴走し、組み込まれた人間を操作するようになるというストーリーは噴飯モノなのだが、コンピュータと神経をつなぎカラダを動かすとか、ありそうな話に作られていて結局最後までドキドキで見てしまった。
近未来の自動運転車や音声コントロールの居室がよくできていて、モノグサなワタシはちょっと憧れた。いい女刑事役ベティ・ガブリエルが簡単に殺され、ラストのつじつまの合わなさはクエスチョンマークが付いたままだったが、半身不随になりコンピュータを埋め込まれた夫と殺されたはずの妻(無名だがカワイイ)のハッピーエンドで終わったからまあ、いいや。
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