「キングスマン:ファースト・エージェント」(21年 英・米)原題: The King's Man
「キングスマン」シリーズの3作目。第1作「キングスマン」(14年)がメッチャ気に入って、期待ドキドキで見た第2作「キングスマン:ゴールデン・サークル」のハチャメチャさに絶望。英国流の気取った面白さに期待していたのにと、勝手に期待していたジブンを責めた。
シリーズ3作目の公開の知らせを聞き、期待半分ながらそれでも待っていた映画狂。動画サイトで予告編、映画雑誌でまた勝手に盛り上がり、「キングスマン:ファースト・エージェント」を楽しんだ。私立の諜報機関「キングスマン」の誕生秘話ということで今回は、気取ったスパイ映画再来。名英優レイフ・ファインズ、もうすぐ60歳、の年寄りの冷水ワンマンショーは最高に面白かった。早く第4作、出ないかな~。
「エターナルズ」(21年 米)原題: Eternals
「クラウン」(15年 米)
ホラー映画の醍醐味は「呪い」と「強さ」じゃないだろうか。「クラウン」の「呪い」は、古屋敷で見つけたクラウンの衣装。子供を5人食べないと呪いはとけないと、とんでもないグロ。クラウンの衣装を着けた主人公の「強い」こと。切られても刺されてもゾンビのように立ち上がる。落とされた首がちょっとつながっていたから、また暴れそうになるところを奥さんに大ハンマーでトドメをさされホッとした。
「ゲーム・オブ・クラウン」(14年 米・豪・タイ)のDVDが出たらしいとの情報があり、封切り時のオドロオドロシイポスターが気に入っていたから、見ようと動画サイトを探していたら、若い女性がタイ旅行中にクラウンのナリをした変質者に襲われるなんて予告編みていたら、なんだか見たくなくなった。これはただのお化け屋敷モノというか、変質者が後ろからワッと驚かせるだけじゃないかと。好みを言えば、やはり「呪い」が欲しい。親の因果が子に報いみたいな、理不尽さがないとね、ただの好みだけど。で、動画サイトをほっつき歩いているときに見つけたのがこの「クラウン」。
クラウンの衣装を身に着けたときから主人公の鼻にクラウンの赤い印ができ、必死でこの赤い印を剥がそうとするところが良かった。スプラッタだからR15。バカにしつつ、結局は最後まで見てしまうといういつものパターンだったが、「映画は楽しくなきゃ」に満点合格。
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