「ミッション:インポッシブル フォールアウト」(18年 米)
ミッション:インポッシブルシリーズもこれだけ重ねると「ミッション」もさすがにマンネリ化してしまったか。封切りに合わせテレビCMが頻繁だったし、YouTubeの予告編は公式版やらファンサイト版とかもいくつもあって、映画を見た時のデジャブ感も半端ない。音楽のノリもいいし、ゼッタイに死なないヒーローだからハラハラはさせられても、小心なワタシにも安心して楽しめたnのはよかったけれど。
ワタシにとっての最大の見どころはイーサンの元妻ジュリア役のミシェル・モナハン。相変わらずいい感じ。キレイとも色っぽいとも違って、うまく説明できないのだが、まあカンタンに言えば好きなタイプ。優しい表情の中の哀しい眼(ほんのちょっと斜視)がいいとしかいいようがない。最初に見たのが「ボーン・スプレマシー」(04年)ではチョイ役だったが一目惚れ、「ゴーン・ベイビー・ゴーン」(07年)で助演女優賞を総ナメにしたタフで優しい女探偵役も忘れられない。ミッション:インポッシブルシリーズでは一作目の「M:I:III」(06年)のジュリアは若くて(といっても当時30歳)息をのむほど美しい。「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」(11年)にも出ていて、少しづつ年を取り、現在42歳か。うーん、いいなー。
「MEG ザ・モンスター」(18年 米中)
ポスターだけが、よくできていた。MEGは、古代にいた超巨大サメメガドロンの意味。マリアナ海溝の底にさらに別の深層があり、ここに住んでいた古代サメが深海探査船に依ってできた穴を通って海上に現れ、遊泳客を襲う。スピルバーグの「ジョーズ」(75年 米)を凌ぐ興行収入との情報があったのだが、実際は制作費とほぼ同額の宣伝費用をかけたと。
米中合作ということで中国の美人女優リー・ビンビンを迎えたが、表情のない顔でセリフも棒読み。ジェイソン・ステイサム=面白い映画という等式が頭の中にあった私には、いつか面白くなるだろうと期待していたが最後まで期待外れ。ステイサムに泳がせたり水中スクーターの運転をさせたりで007張りのアクションをさせたが、なんだかね、の違和感。こんな映画で頑張ってるステイサムが可哀そう。2018年の日本全国での各週末における興行成績1位になったことがある映画だと。うーん、聞かれれば「やめといたら」と。
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