
スジはやや込み入っているから説明ももどかしいからやめるが、見ているだけで落ち着かず、不安の虜になってしまう。マインド操作されてしまう竹内結子も、ホラー大作「リング」(98年)、「残穢 -住んではいけない部屋」(16年)などの役柄に似ていて、適役かな。
封切り時はほとんど話題にもならなかったが、音楽もカメラワークも一流の「日本のホラー」。
「マーシュランド」(14年 スペイン)原題: La isla mínima

時代設定がフランコ独裁の傷痕の残る80年。少女の連続失踪事件を追う二人の刑事が対峙する権威をかさに着た憲兵たち。湿地帯にはびこっている貧困、汚職、異常性愛、麻薬などにやりきれなくなった。
この映画が多くの賞をとったのはスペインの奥に蔓延った害毒のようなものを映画のなかで描き出した社会的なものなのだろうと想像。次から次へと悪夢のように繰り返し出てくる暗いシーンは救いがなく、いつの間にか息を止めて見ていて、犯人が誰だったかとか、スジがどうだったかとか、どうでも良くなった。自分のどういう深層心理がこの映画に同調あるいは拒否したのかわからないが、もういいやと。新型コロナに脅かされ続けたことやこのところずっと良くない体調のせいかもしれない。
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