「アウトブレイク ―感染拡大―」(20年 カナダ TVドラマ」原題:Epidemie/英題:Outbreak
20年1月のカナダでの初放映以来驚異の視聴率で社会現象となった全10話のテレビドラマ。日本国内でもあちこちの動画サイトで見ることができるようになり、アップロードを心待ちにして見た。とにかく怖かった。
ブリーダーからペット販売店フェレット(最初は発生源などもちろん分からない)から突如として流行し始め蔓延してしまった、治療法も予防薬もない新型コロナウイルス(CoVA)との闘いを、緊急衛生研究所の所長アンヌ=マリー・ルクレール博士(ジュリー・ルブレトン)を主人公にを描いている。初期症状がだるさや発熱、咳で唯一の予防手段がマスクと手洗いしかないということなどは、いま流行りのCoVID-19にそっくり。マスクや治験中の治療薬の横流しや、院内感染、人種差別などをいっぱいに詰め込んだドラマだが、コロナ蔓延の現実世界との共通点が多く”追体験”にも似たリアル感にゾッとしてしまった。
発症から約3カ月の第10話で終結宣言。シーズン2の製作が決まったようだから、まだまだ終わらないのだろう。
同名の「アウトブレイク」(95年 米)の時は、エボラなどは別の世界の出来事たと思ってたから、本気で怖がることなんか、なかったのに。
0 件のコメント:
コメントを投稿