「モンスターハンター」(20年 米ほか)原題:Monster Hunter
ベストセラーとなり今も根強い同名ゲームの実写化、主演がミラ・ジョヴォヴィッチということで話題を呼んでいる映画。3月にはいよいよ日本公開ということで予告編もポツポツとネットでみられるようになった。ゲームについては、名前だけは知っていたがでプレイ経験もない。画像がキレイな予告編で勝手に盛り上がっていたのだが。クソーなんだこりゃ。怪獣との戦いだけで、スジもなにもあったもんじゃない。「バイオハザード」シリーズ(02年 米)以来、ミラの大ファンだから期待が膨らみ過ぎていたキライもあるが。
米・独・中・日の合作ということになっていて、配給はソニー(「バイオハザード」シリーズとおなじスクリーン・ジェムと東宝)になっていて、日本の山崎某というファッションモデルもチョイ役で出ていた。「バイオハザード ザ・ファイナル」(16年)でチョイ役で出ていたローラと同じ。
ミラの相手役(ハンター)がタイのアクション男優(トニー・ジャー)なのは良かったんじゃないかな。トニーの大根と存在感の薄さはどうこう言うつもりもないが、名前だけ有名な日本の人気男優とかだったら、どうしようもなくシラケてしまっていた筈。
画像はキレイ、音楽もいいから映画館で4K-3Dとかで見る分には退屈しないだろうし、予告編の出来が良かったから、もしコロナがすこし収まっていたら観客を集めることはできるだろうけど、映画って何度みても楽しいものじゃなくっちゃね。ヒットゲームで実写化で当たった「バイオハザード」シリーズは、映画化にあたってストーリーの肉付けがしっかりできたからヒットしたんだよ。
この映画、ストーリーがないからエンディングもなんだか曖昧で、続編の予感はするけれど、本編を見たら続編まで見たいオトナなんかいないんじゃないかな。
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