「約束のネバーランド」(20年 邦画)
原作は白井カイウ(原作)、出水ぽすか(作画)による日本の漫画(「週刊少年ジャンプ」(16年~ 集英社))。テレビアニメ(19年~ フジテレビ)やWebラジオ/YouTube(19年~)、ゲーム(21年~ スマホアプリ)にもなっていて近く海外ドラマとしてAmazon Prime Videoで配信されるらしい。スジは、食人鬼と人間が長く続いた戦争のあとに、それぞれに居住区を分けて食人鬼が人間エリアに来て人間を襲わないように、孤児を食人鬼エリアの農場で育てるいうとんでもないハナシ。浜辺美波が主演のこの映画はその人間農場からの脱出劇を描いている。イシグロ・カズオ原作で臓器を取るための孤児院を描いた「わたしを離さないで」(10年 英・米)と子供たちによる脱出劇「メイズランナー」(18年 米)を合わせた感じ。
孤児たちが金髪だったり(設定が外国らしい)、食人鬼のCGがチャチいのが興ざめだったが、ストーリーが良くできていて、人物描写も丁寧。脱出劇をハラハラしながら楽しめた。
漫画は読破しました。世界観のある、筋の通ったストーリーで、原作者はとても物知りです。。英米文学者と読む約束の・・・という解説本もあります。
返信削除