2021年10月17日日曜日

ロバの耳通信「ドント・ブリーズ2」「神弓-KAMIYUMI-」

 「ドント・ブリーズ2」(21年 米)原題: Don't Breathe 2

「ドント・ブリーズ」(16年 米)を見損ねて、動画サイトでも散々探したが見つからず、YouTubeの予告編やメッチャ怖いシーンのかき集めとかでごまかしていたのだけれども、続編が今年放映ということで楽しみにしていた。

制作陣に大ファンのサム・ライミが入っていて、脚本も監督(フェデ・アルバレス、ロド・サヤゲス)も主演(「アバター」(09年 米)で強面マイルズ・クオリッチ大佐を演じたスティーヴン・ラング)も本編と同じ。

まさに息を詰めて見た、これぞスリラー。出るぞ出るぞと脅かすだけでなく、目をそむけたくなる残酷シーンも満載。

エンドロールでさらなる続編も示唆。こうなると、余計に本編を見たい。もちろん続々編も、見たい。3作揃えて、オールナイトで見たい。


「神弓-KAMIYUMI-」(11年 韓)原題:최종병기 활(最終兵器 弓)

17世紀に起きた満州国が朝鮮に攻め込んだ丙子の乱を舞台に、妹を満州軍に拉致された弓の名手の兄が満州軍に戦いを挑むという物語。映画が公開されたとした年の興行成績トップだったとのこと(wiki)だが、迫害に耐えて巨悪(中国)を倒す、艱難辛苦、兄妹愛など韓国人の好きなストーリー構成はなんと我が国の思想の根幹と共通点の多いことか。

撮影・音楽(キム・テソン)への感動は忘れられないものになった。

映画後半の弓の名手同士の熾烈な戦いは、役者の動きから武具、衣装などにも一切の手抜きが感じられない。韓国映画黄金の時代の作品とはいえ、これだけの作品は稀だと思う。

1 件のコメント:

  1. ドントブリーズ、初代の予告編を見ました。五感の一つが欠けると他の感覚が強くなると聞いたことがあります。実は見えているのじゃないかというシーン、ありましたね。

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