「ドアマン」(20年 米)原題:The Doorman
海兵隊出身のドアマン(ルビー・ローズ)が高級マンションを襲ったギャング団と戦うアクションもの。ギャングの親玉がすっかりデブになったジャン・レノ。オーストラリア女優・モデルのショートヘアのルビー・ローズは可愛い。ただ、屈強の男たちと戦うシーンはかなりの違和感。だって、体つきがいかにも華奢で壊れそう。うーん、ヒロインが明らかにミスキャストだよね。可愛いから許すけど。「アルマゲドン・サーガ」(21年 米・独)原題:Armageddon Tales
近未来の気候変動と伝染病に苦しむ人々を描いた作品。いわゆる世紀末モノは好きなのだが、水を求めてとか、化け物を避けてとか、ひたすら彷徨うだけ。起承転結の「承」だけのオムニバス集は、やっぱりつまらない。廃墟に俳優を何人か集めただけの思いっきり手抜きの映画。誰がみるんだ、こんな映画。ポスターに釣られた。
「劇場版 怪談百物語」(20年 ニュージーランド)原題:The 100 Candles Game
オムニバスの演出方法として「百物語」は悪くない。が、どのハナシも尻切れトンボというのだろうか、どれも怖くない、てか全8話の出来不出来の差が激しすぎ。古びた椅子やら鏡に写った血だらけの顔や効果音は、当たり前だが日本のソレとはかなり趣きが違う。ジッサイ、ディズニーランドのホーンテッドマンション並みなんだ。
新作だからといって、すべての作品が面白い訳ではない、と実感。もう、新作漁りはやめて口コミをよく確認すべしと、自戒しきり。
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