新作の映画評をチェックして見たのにと、悔しい気持ちいっぱいのクズ映画2作。映画館で見てたら、途中で出たか、昼寝してたに違いない。まあ、そのイミではムダアシ踏まずに済んだんだから良しとしよう。
「ドント・ルック・アップ」(21年 米)原題:Don't Look Up
Netflixのブラックコメディ。ふたりの天文学者(ジェニファー・ローレンスとレオナルド・ディカプリオ)が地球に近づく彗星を発見、衝突が逃れられないものになった時に大統領(メリル・ストリープ)に直訴。すったもんだあって地球は壊滅。ひとにぎりの要人は宇宙船で脱出。まあ、スジはこれだけなのだが、主要キャスティングもチョイ役も有名俳優たち。顔見世興行というのか、俳優組合の助け合いというか、とにかく豪華配役。こういうのをグランドホテル方式とかアンサンブル・プレイというのだそうだ(wiki)。
シリアス顔でコメディやられてもね、のアメリカ式学芸会。見るんじゃなかったクズ映画。
「バイオハザード: ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ」(21年 米・英ほか)原題: Resident Evil: Welcome to Raccoon City
モトになっているカプコンのゲームシリーズ「バイオハザード」(96年~)も、実写映画「バイオハザード」シリーズ(02年~)もメッチャ面白かったから、リブート作品とはいえ期待していたのに、ひどすぎ。
アンブレラ社のあったラクーンシティーは結局ゾンビあふれる街だったという、スジもなにもない展開。登場人物の名前こそ、ゲームや実写映画と合わせたものの、配役がみな無名の大根。ソニー・ピクチャーズも看板だけの詐欺映画を配給しているのか。
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