「デッドリー・ハンティング」(21年 独)原題:Prey
Netflixのおかげで世界中の新しい映画が見られると期待していたが、時々ハズレを引いているのに気づいた。
カヤックや森を散策しながら独身クラブを楽しむ5人組の男たち。些細なもとから腹を立てたりで仲良しという感じじゃない。そんなにピリピリするなら一緒に来なくていいのにと不協和音も感じながらも、大自然いっぱいの晩秋のヨーロッパの森は美しい。帰り際、車の近くでひとりが腕を撃たれ怪我。続く銃声に逃げ惑う彼ら。ははーん、これは5人組が過去に起こした悪事への復讐劇か。多分、狙撃犯は女で、この4人組、女にひどい悪さをしたのだろうと、勝手に妄想。シリーズ3作まで続編が作られた「アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ」(10年 米)みたいな復讐劇かと。
ひとり、ふたりと殺され。途中で立ち寄った山小屋の女子従業員まで撃たれてしまう。おいおい、女子従業員は関係ないだろうと不思議に思っていたら、森のなかで狩人に誤射されて死んだ幼い娘の復讐のため、森にはいってくる人々を片っ端から撃っていたキチガイ女。犯人探しのミステリーの犯人をキチガイにするのはタブーだと思うね。クライムでもミステリーでも、映画も小説もワケアリだからストーリーに感情移入できるんだよ。
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