「パッセンジャー」(16年 米)
「乗客5000人 目的地まで120年 90年も早く 2人だけが目覚めた 理由は1つ」がこの映画のキャッチコピー。
5000人乗りの移民用宇宙船で、睡眠ポッドの故障から90年早く目覚めたジム(クリス・ブラッド)とオーロラ(ジェニファー・ローレンス)の物語。宇宙船は、未来の暮らしのようで興味深い。ボタンを押すだけで、和食もコーヒーもいつでも。私はナマケモノだから、ほぼなにもしないで暮らせる全自動の未来にはあこがれる。
危機、また危機で手に汗握るストーリーだから原作も読んでみたいのだが調べてもわからない。主役のひとりクリス・ブラッド、どこかで見た顔というか誰かにとても似ているのだがどうしても思い出せない、パトリック・スウェイジ(「ゴースト/ニューヨークの幻」(90年 米)だったか、うーん、もっとほかの誰だったか、甘い顔でいい演技をしていた。
ジェニファー・ローレンスは「ハンガーゲーム」シリーズ(12年~15年 米)や「X-MEN」シリーズ(11年~15年 米)ですっかりおなじみなので、この映画を見ている間にも「ハンガーゲーム」の役名カットニス・エヴァディーンと混同してしまった。個性的ではるが、好みではない。
ジェニファー・ローレンスの代表作「ウィンターズ・ボーン」は、アカデミー賞各賞はもらわなかったがノミネートされ、全米ほか数多くの映画批評家協会賞をとっているので見たいとは思っているのだが、機会がない、というか女優が気に入らないと、どうしても遠ざかるかな。まあ、死ぬまであと映画を何本見れるかわからないからね。
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