2017年8月6日日曜日

ロバの耳通信「ラ・ラ・ランド」

「ラ・ラ・ランド」(16年 米)

ずっと見たいと思っていたミュージカル映画。予告編もwikiもチェックして、アカデミー賞の6部門賞を受けたということで大きな期待していたのに。あれれ、アカデミー賞って、こんなのでももらえるのか。いま、映画やミュージカルはよっぽど枯渇しているのだろうか。
昨年、この作品と同じデミアン・チャゼル監督の「セッション」(14年 米)もアカデミー賞3部門の受賞、評判もよくて期待して見たのだが、ゼンゼンつまらなかった。うん、映画としてよくできていたんだろうけれども、映画って、所詮「好み」に合うかどうかなのだ。この「ラ・ラ・ランド」もどうも入り込めなかった。

主演のライアン・ゴズリングは「きみによむ物語」(04年 米)以来好きな俳優なのだが、エマ・ストーンが好きじゃない。役柄の話ではなく、顔がどうしても好きになれないのだ。「アメイジング・スパイダーマン」シリーズ(12年、14年 米)「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」(14年 米)が評判が良かったのに、私が面白く感じなかったのはエマ・ストーンのせいじゃないかと思っている。エマは歌も踊りもイケるのだが・・。

映像はキレイで、ロサンジェルスの街並みの風景も楽しめる。音楽は素敵で、オリジナル・サウンドトラックのアルバムが出されていて、こちらもビルボードなどのアルバムチャートでトップ位置にいる。特に好きな曲は「City of Stars」、睡眠前の子守歌にいい。簡単な旋律ながら1-2度聞いただけでココロに染みていて、いつのまにか口ずさんでいる自分に気づく。

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