「ボヘミアン・ラプソディ」(18年 英米)
QUEENのフレディ・マーキュリーの伝記映画。QUEENの名前もまあ、知っていたし10年以上前にミュージカル「ウィー・ウィル・ロックユー」も見ていたのでちょっと興味を持っていて、映画雑誌やYouTubeで予告編を見るごとに勝手に盛り上がり、封切りになったら見に行こうぜとカミさんに秋波を送っていた。段々寒くなってきて、映画館で風邪やインフル移されるのもイヤだなーとも思いダラダラ先延ばししていたら、ネット動画サイトにアップロードされているのを見つけた。
演奏以外はフレディ役のラミ・マレックのひとり芝居みたいなものだからアクの強い顔にすこし飽きたが、「頑張り」は十分伝わった。強い記憶に残っているのはフレディが実家に帰った時の母親の心配そうだけれど慈愛あふれる表情、別居した恋人とランプの点滅で心を交わすところとか。テレビCMで見たひとが何度も見ただの、大泣きしただのと言っていたのでそうかと疑っていたが、ラスト近くのライブ・エイドでの「ウィー・アー・ザ・チャンピォンズ」を聞くころには、涙出そうになった。うーん、やっぱり見に行かねば。
作品中で演奏された曲はどれも良くて、それでも一番好きな曲が「ボヘミアン・ラプソディ」。前段のハーモニー Is this the real life?<これは現実なのかが>終わって、Mama, just killed a man<ママ たった今、人を殺してきたんだ>から始まるピアノ伴奏のモノローグ曲。聞くといつも泣きそうになる。家族からサウンドトラック盤をもらったから好きなだけ聞ける。ウレシイ。
母親はいつも息子の味方でしたね。きっと、父親もそうなのでしょうね。
返信削除そう思います。息子を思う気持ちは同じ、ただ、父親とはいつも不器用なのですよね。
返信削除