2018年12月24日月曜日

ロバの耳通信「ヴェノム」「カメラを止めるな」

「ヴェノム」(18年 米)

MARVELコミックを元本とした映画とはあまり相性が良くない。あまりに荒唐無稽なのは好きじゃない。この「ヴェノム」もそうだ。元本が悪いのか、脚本が悪いのか、トム・ハーディーが宇宙生物のヴェノムと合体し、ヒーローになるまでのストーリーがダラダラと長すぎて退屈してしまった。ヴェノム2のための前作と割り切ればいいのだろうが、この映画には致命的に気に入らないところがいくつかある。ヒーローの恋人役ミシェル・ウィリアムズがあまりにもひどい。まあ、好き嫌いもあるふだろうがキレイではないばかりか、演技もダイコン。演技派トム・ハーディーもここではただのマッチョマン。CGばかりの格闘シーンは面白くないことをそろそろわかってくれないかな。これからDVDも出るだろうけど、ポスターに惹かれて見に行くと酷い目にあうよ。

「カメラを止めるな」(18年 邦画)

これも映画であることに間違いはないのだろうが、タダのネット動画とはいえコレを見ることに使った時間を返せ! 国内外の映画賞も獲得し、SNSの口コミが客を呼び制作費の千倍の興行収入を得ていまも上映中だと。学芸会のノリの延長のようなこんなモノが日本の文化だと紹介されていることが恥ずかしい。ヤクザ映画やエロ映画に共感を憶えたこともあったが、これはヒドイ。監督が冗談で作った学芸会風映画モドキをイイと思うようなヒトとは付き合いたくない。ああ、ここまで落ちたか日本の映画。くっそーぉ・・!


0 件のコメント:

コメントを投稿