「ザ・ロード」(09年 米)
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「ザ・ウォーカー」(原題: The Book of Eli)(10年 米)
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最終戦争ですべての本が消滅した未来。イーライ(デンゼル・ワシントン)は一冊の本を抱え「本を西に運べ」という啓示のもと意味も分からないままアメリカ大陸をひたすら30年もの旅をする。なんだか、西部開拓時代に新生活を求めて人々が西に向かったことや、三蔵法師が経典を求め、孫悟空らとひたすら西を目指すのに似ている。地球は丸いのに、だ。
街の実力者カーネギー(ゲイリー・オールドマン)は、イーライが本を持っていると信じ彼を襲う。カーネギーが本に固執するところが、やや意味不明のところもあるが、ストーリーとしてよくできている。イーライは実は盲目で(このへん、かなり無理がある。なぜなら悪漢どもを相手にしてメッチャ強い)西の果てのアルカトラズ島で持っていた点字の聖書を文字にし、聖書にする。つまりは世界に唯一残されていたのは点字版の聖書だったという物語で、イーライがサングラスを外さなかった理由もわかる。
「アイ・アム・レジェンド」(07年 米)
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「オブリビリオン」(13年 米)
ジャック(トム・クリーズ)は異星人との核戦争の生き残り。異星人との戦いのなか、偶然見つけたおなじく生き残りのヴィクトリア(オルガ・キュリレンコ、なんて魅力的なんだ)と地球の割れ目の非汚染地区でアダムとイブの暮らしを始める。ジャックもヴィクトリアも実はクローンで、もはや人類とも言えないのかもしれないが、ほかに誰もいない緑あふれる湖畔の小屋にユートピアを見出したふたりがなんだか、うらやましくもある。
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