リュドミラ・サベーリエワはロシアの女優。
初めて彼女を知ったのが映画「戦争と平和」(65年頃 ソ連)。全編6時間半という長編で、日本公開の際は第1部、2部に分けて放映されたらしいが、憶えているのは迫力の戦闘シーンと宮廷舞踏会のリュドミラ・サベーリエワの美しさ。映画は一瞬だが、なぜかポスターも持っていて、ずっと記憶に残っていたのはポスターの顔だったかも。過日、YouTubeであの舞踏会のシーンだけを繰り返し見たが、昔の記憶のまま息をのむほど美しかった。
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70年代の後半に、ソ連との関連が深い仕事をするようになって、ロシア語教室に通ったりしてロシア語をモノにしようともしたのだが、習っても教室以外で普段使うことがなく、結局モノにならなかった。そのころどこで見たか忘れたが、「帰郷」(70年 ソ連)にも出ていて、若い兵士が休暇を利用して母親の待つふるさとに帰るという映画で、リュドラを見た気がする。粗い画面で字幕なしの映画で、よくは憶えていないのだが。
リュドラも今年77歳だと。ずいぶん前のことになるが、いちばんきれいなリュドラに会っていたワタシは幸せ。
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