2021年3月3日水曜日

ロバの耳通信「パピヨン」

 「パピヨン」(17年 米ほか)原題:Papillon


動画サイトで「パピヨン」を見つけた時、ああ昔見たスティーブ・マックイーンとダスティン・ホフマンの名作かと。ツリのポスターがちょっと違う。ま、また見るかと見始めたら、73年のオリジナル作品のリメイク版だったが、これが予想に反し良かった。パピヨン役のチャーリー・ハナムとマックイーンを比べるのは酷だと思いつつも、ニセ札職人のドガ役のラミ・マレックの演技が良かった。オリジナルのダスティン・ホフマンの演技も良かったが、このリメイク版の主人公はラミ・マレックと言っていいんじゃないか。とにかく役にハマっていて、まいった。

ラミ・マレックを始めて意識したのは「ボヘミアン・ラプソディ」(18年)。「ザ・パシフィック」(10年~ 米テレビ)ほかで両親がエジプト人だというラミの独特の風貌を覚えていたが、この戦争ドラマは登場人物が多かったせいかさほど強い印象ではなかった気がする。近年いくつかの作品「ザ・リトル・シングス」「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」(21年)でメジャーな役をやっているらしいから、これらを見るのを楽しみにしている。

そういえば、この1年以上、映画館に行ってない。はやくコロナが落ち着いて映画館に行けるといいなと、能天気なことを考えている。悪い方に想像すること、キリがないし無限に暗くなってしまうから、少しでも楽しいことを考えて居よう。

このところ布団に入ってYouTubeで南の島の観光案内を見たり、いつかやってみたい韓国の屋台の食べ歩きの動画を見ている。寝る前のこんなことが、体に良くないことは重々わかっているのだが、少しでも楽しい夢を見たいと。

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