「A.I.ライジング」原題: Ederlezi Rising (18年 セルビア)
セルビアという国の名前以外に思いつくことがなく、映画も初めてだと思う。長期の宇宙飛行のあいだの宇宙飛行士と女性型アンドロイドの関係の変化を描いている。男がなんでも意のままになるアンドロイドに不満を持ち、人間性を求めたためにお互いが破滅の道を歩むという、まあ、ありそうな話ではある。アンドロイドを演じるスロベニア生まれのストーヤの演技がいい。アメリカのポルノ女優でもあるというストーヤが細身のファッションモデルのように美しい。
膨らむのは妄想ばかり。いろいろな意味で意のままになる異性というのはなんとも羨ましいと思うのだが。
「チ。-地球の運動について-」(20年~ 魚豊 小学館ビッグコミックスピリッツの連載漫画)
漫画で衝撃を受けた。ジジイながら漫画で衝撃を受け、電子版ながら寝るのも惜しんで、一気読みしてしまった。15世紀のキリスト教と異端の地動説の戦い。鮮烈と残酷。異端を排除する宗教の恐ろしさに戦慄。とにかく、まいった。魚豊には「聖書」を書いて欲しい。是非。
0 件のコメント:
コメントを投稿